好きな言葉
まーちゃんの中で好きな言葉がある
「楽しきことは良きことなり」
この言葉の主語は自分でもあるけど他者でもあると思ってる。
自分が面白そう、楽しそうって思ったことをやってみるのはもちろん好き。
でもそれに加えて、誰かを笑顔にするために何か行動するっていうのも好きなんよね。
子供たちと関わるような仕事がしたいという信念を持ち、高校生の頃から活動をしているそう。
将来の進路が定まっており、11月にスピーカーチームとして加入した中京大学に通っている野村茉央さん(以下まーちゃん)にTEDxに入った経緯や想いを聞いていこうと思います。
大学に入る前には想像がつかなかった体験
TEDxNagoyaUにInstagramでフォローされて「なにこれ」と思ったそう
当時は学習支援のバイトのみ入れていたため、興味本位でInstagramのチーム紹介を読んだ。
🙋🏾♂わくわくすることが好きな人
🙋🏻♀️人を楽しませる・喜ばせることが好きな人
そんな投稿に惹かれ、クリエーションチームを希望し、説明会に臨んだ。
実際説明会に参加してみると、自分が志望しているチームとは異なったチームに惹かれるようになっていった。
スピーカーさんのトークを作っていくところ
登壇者と一番関わることができるチームであるスピーカーチームに志望を出した。
スピーカーチームでは2月にスピーカーさん選考会としてオーディションを開催し、まーちゃんはそのなかでも大臣(リーダー)を務めた。
オーディションは学生である以上「される側」だけれど、「する側」はこのチームでないとできないと思った。
また、社会人や他学部にいる人の話はなかなか聞く機会がないから、そのような人たちの熱い想いとともに話が聞けたのは楽しかった
と伝えてくれた。
一番大変だったことは、どのスピーカーさんに登壇を依頼するのか話し合うことだった。
熱意のこもったアイディアを届けたいと考えているスピーカーさんがたくさんいた。
その中から数人に登壇をお願いするには何人かごめんなさいを言わなければならない。
話し合う余地がたくさんあって、「絶対」がなくて大変だった
「私たちの想定を超える多くの方が応募してくれた。
参加者の伝えたい思いはそれぞれ違っていたけれど、想いを伝えたいという熱い気持ちは同じに見えた。
その中で数人に絞らなくてはいけない、
スピーカーとして登壇したい!と言ってくださった人に希望に沿うことができない結果を伝えなければならない。
ではだれを選ぶか、
メンバー内でも意見が割れた。
いろんな視点から見て、意見を出し合い、最終的に全員が納得のいくスピーカーさんを選ぶことができたのは大変だったけれど、本当に有意義だった。」
チームMTGでのオーディション選考会は1日8時間に及ぶほどの長さだった。
「話しやすい雰囲気があるチームだからこそ8時間も1日にMTGの時間を割けたんだと思う。」
やりたい!と思った素直な心に誠実。たくさんのやりたいことに囲まれている生活
面白そう、興味ある! やってみたい!
そんな想いに忠実なまーちゃん。
今はTEDxNagoyaU以外の課外活動を2つおこなっている。
他者とかかわることで、自他ともにプラスになる気持ちの助けをしたいと思い、 忙しいときは週5日のホテルのアルバイト。
週2日の学習支援のアルバイトをしている。
まーちゃんの根底にある、「誰かを楽しませたい、笑顔にしたい」という想いは高校2年生のころに行動として表れていた。
高校2年生の頃、まーちゃんは小児科で働くことを希望していた。
ボランティアでは私たちが関わることで子どもたちを笑顔にしたい
ある日、母からの提案で、ベトナムの小児科と孤児院を訪れることにした。
孤児院や小児科にいる子供たちは、「心の闇を抱えている子供たち」として、暗い印象をドラマの影響を受け、持っていた。
「可哀想。そんな感情も持っていたんだと思う」
実際ベトナムに足を運んでみると、今までイメージしていた小児科や孤児院とは違っていた。
子供が笑顔でいて、まーちゃん自身とても元気づけられた。
「可哀想って感情はただの思い込みやエゴでしかなく、環境に違いはあれど、実際は「普通」の子供と変わらないことを気付かされたし、何なら「普通」とは?みたいなことも考え直すきっかけになったと思う。」
そんなある日、親からの虐待を受けて子供が死んでしまうニュースを見た。
「自分が関わって、虐待されて苦しんでいる子供を減らしたい。」
ニュースを通して、より子供たちとかかわっていたいという気持ちが強くなった。
だから、大学生になり週2で学習支援のアルバイトを始めた。
笑顔にしたい!楽しみたい!という想いで行動していった結果、自分を忙しさと辛さにのまれてしまわないのか...
「うちの大学(中京大学)は基本的に4限までしかないから16:30以降の予定が空く
それから学習支援も週2日2時間、ホテルのバイトも多いときも週4~5日の4時間で少ないときは週に入れないときもある。
だから、この活動をしていて授業や学業に大きな支障をきたすことはなかったよ」
けれど、この活動は週2回のミーティング(以下MTG)とそれ以上にMTGで議論するために考える時間、このチームで進めていくために各々に振られるタスクがたくさん存在する。
支障はきたさないといえど、忙しいことは確実である。
まーちゃん自身、バイトのシフトが入り次第、すぐにスケジュール帳に予定を入れて、やらなきゃいけないことを空いてる時間に埋めて、レポートなどの学校の課題やTEDxでのタスクをしていたそう。
また、カフェに行くなどの楽しみを予定に組み込み、そのために「頑張って」予定通りの行動しようとしていたと、自分の趣味を楽しむために動いていたと教えてくれた。
いろんな人とかかわれる
いろんな人とかかわることができる、中でも他大学の人たちと交流することができるところに魅力を感じてTEDxNagoyaUに加入した。
人見知りという性格もあり、加入した当初はすごく緊張していた。
秋リクで一緒に入ってきた同期にも、既存として残っていた人たちに対しても上手く関わっていけるのかという不安を抱えていた。
しかし、全体MTGやチームMTGを通して、議論をしたり、ディスカッションを多くおこなうから、いろんなメンバーの持っている、自分一人では考えつかない意見を知れてとても楽しいと思えるようになっていき、だんだんと打ち解けられるようになっていった。と思う。
と話してくれた。
さいごにまーちゃんからのメッセージ
大学に入る前には想像できなかった体験ができるのがTEDxNagoyaUの魅力だと思う。
活動を通して誰かを笑顔にしたい!
自分が興味がある!と思ったことを原動力に、一歩踏み出してみてください!!!
最初は違うチームを志望していても実際、説明会でチーム紹介を聞いてみると、活動内容が明確にわかったり、Visionが見えるから、まずは説明会に参加してみてほしいです!
インタビューに協力してくれた方
野村茉央さん /まーちゃん
所属(大学):中京大学心理学部 2年
所属:スピーカーチーム
趣味:カフェ巡り、読書、切り絵