1984年にアメリカで設立されたTED「価値あるアイデアを広める(Ideas worth spreading)」の精神に基づき、名古屋大学でTEDxイベントを開催しようと、2013年度に誕生したTEDxNagoyaU。
今回は、昨年度からご協賛いただいているKOKUA株式会社様(以下KOKUA様)の犬塚様にインタビューしました!
山本:まずは、KOKUA様の事業内容についてお聞かせいただけますか?
犬塚:弊社は、SES・システムエンジニアリング事業を主軸として展開しています。その他に、大手のITベンダーに常駐する形で、大きなプロジェクトに参画しています。
山本:具体的にどのようなプロジェクトに参画されているのですか?
犬塚:所属する社員の強みがそれぞれ生かされるようにプロジェクトに参画するため種類は様々です。分野としては汎用機(レガシーシステム)の開発の開発を始め、WEB系、組み込み制御、ECサイトの構築などです。
山本:受託した案件を会社全体で引き受けるというよりも、それぞれの適切な力を持った技術者へマッチングさせるといったイメージが見受けられますね。
犬塚:そうですね。当然、技術者なので「やりたいこと」と「やれること」が人それぞれあります。
会社としてそれをサポートしていける体制であれるようにしたいと考えています。
山本:続きまして、社内の雰囲気などをお聞かせください。
犬塚:弊社は案件先での常駐などが多く基本的にはテレワークなどでの出勤になりますがグループラインはいつも和気あいあいとしています。
山本:現在は名駅近くのなごのキャンパスにサテライトオフィスを置かれていますが、どのような様子でしょうか?
犬塚:他社さんとつながるきかっけになったり、イベントの参加を通して様々な交流が生まれていて貴重な機会となっています。
山本:大学生のインターン生もいらっしゃるとのことですが、どのような雰囲気で活動されていますか?
犬塚:弊社では、アジャイル開発の手法を用い、新しいアプリケーションのリリースにも取り組んでおり、このプロジェクトに、インターンシップ生を積極的に参加させています。インターンシップの期間は通常3ヶ月程度で、16歳の学生が参加した例もあります。インターン生には、自分のアイデアを形にし、会社の課題に対して、解決策の提言機会を提供しています。
山本:KOKUA様がこの先見据えていることなどあれば教えて下さい。
犬塚:SESの中でもとくに利益の見込める部分では次の展開の提案をしていきたいですね。
また、今まではクライアントに対してお仕事がある状況でしたが、自社サービスの展開、たとえば、ECサイトや現在取り扱いのある小型ロボットの商用化支援など、クライアントに依存しない事業も進めていきたいと考えています。
それだけでなく、アジャイル開発をインターンシップを中心に進めていきたいと考えています。
山本:続きましてTEDxNagoyaUに協賛していただいた理由をお聞かせください。
犬塚:昨年度は名古屋の学生達がTEDxイベントの運営を行うというところで純粋に興味本位で協賛しました。
それから1年経ち、TEDxNagoyaUをきっかけにしてたくさんの学生と関わりを持つことができました。TEDxNgaoyaUを通して、学生が思っているITのイメージと実際の仕事内容の違いを知ってもらい、よりIT企業に興味を持ってもらいたいなと思いコミュニケーションを増やす場にしたく今年度も協賛しました。
山本:最後に学生に向けてメッセージをお願いいたします
犬塚:技術者は「やりたいこと」と「できること」が必ずしも一致しないですが、それを繰り返すことで成長していくと考えています。会社としては、個々の技術者のキャリアサポートを重視し、彼らのやりたいことを実現できる環境を整えたいと思っています。また、会社やプロジェクトにおいては、完全に一致する「パズルのピース」を見つけることは難しいですが、ズレがあっても楽しんで仕事ができるような柔軟な姿勢が重要だと考えています。
山本:本日はありがとうございました!
KOKUA株式会社
HP:https://kokua.surf
インタビュイー:犬塚様、杉浦様
インタビュアー:山本晶太、金井綾音
編集者:山本晶太、南原怜奈
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